
「ネット通販で可愛い犬の服を買ったのに、サイズが合わなかった」という経験はありませんか?
結論から言うと、犬の服のサイズ選びで最も多い失敗は「体重表記だけ」を基準に選んでしまうことです。犬の体型は同じ体重でも犬種・個体によって胴回りの太さが大きく異なるため、自宅での正しい採寸が欠かせません。
このコラムでは、犬の服のサイズで失敗しないための「正しい測り方」「サイズ表の読み方」「服の形状別の注意点」「犬種・年齢別のゆとりの目安」までを体系的に解説します。
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犬の服のサイズ選びが難しい理由は主に3つあります。
①体重が同じでも犬種・個体によって「胴回り」の太さが大きく異なる点。
②メーカー・店舗ごとに「ヌードサイズ/仕上がりサイズ」「イニシャル/犬種別/体重別」といったサイズ表記の基準が違う点。
③毛量・毛の伸び具合・年齢(子犬か成犬か)によって、その時々のジャストサイズが変動する点です。
体重や「いつも着ているサイズ」だけに頼らず、購入のたびに実寸を測ることが失敗を防ぐ最大のポイントです。
体重が同じでも、胸の厚みや骨格は犬種によって大きく異なります。がっちりとした胴の犬種と、スリムな胴の犬種では、同じ体重でも胴回りの実寸に数cmの差が出ることがあります。体重だけを基準にサイズ表を見ると、実際の胴回りと合わないミスマッチが起こりやすくなるため、首回り・胴回り・背丈を実際に測ったうえで選ぶことが重要です。
犬の服のサイズ表記には、大きく3つのパターンがあります。S・M・Lなどの記号で分ける「イニシャル区分」、犬種ごとに用意された「犬種別区分」、そして「体重による区分」です。同じ「Mサイズ」でも店舗によって想定する実寸は異なり、体重区分も犬種によって若干の違いが出るため、表記だけで判断せず、必ず店舗が掲載している実寸(首回り・胴回り・着丈など)の数値を確認することが失敗を防ぐポイントです。
また、サイズ表の数値が「犬の体そのものの寸法(ヌードサイズ)」なのか「完成した服自体の寸法(仕上がりサイズ)」なのかによっても、選ぶべきサイズが変わります(詳しくは後述します)。
トリミング直後と毛が伸びた状態では、同じ犬でも胴回りが2〜3cm変わることがあります。長毛種は毛のボリューム分の余裕(ゆとり)が必要なため、実寸ぴったりのサイズでは窮屈になりがちです。また子犬は成長段階にあるため、成犬とは異なるサイズの考え方が必要になります。
基準となるのは「首回り」「胴回り(胸囲)」「背丈(着丈)」の3カ所です。デザインによっては「ウエスト」「前着丈」も確認すると、より失敗しにくくなります。犬は座らせた状態ではなく、必ず水平に立たせた状態で、柔らかいメジャーを使って測りましょう。
| 測定箇所 | 測り方 |
|---|---|
| 首回り | 首輪をつける位置よりやや下、首の付け根を一周。指が1〜2本入る余裕を持たせる。 |
| 胴回り(胸囲) | 前足の付け根のすぐ後ろ、胸の一番太い部分を一周。サイズ選びの最重要ポイント。 |
| 背丈(着丈) | 首の付け根からしっぽの付け根まで、背骨に沿ってまっすぐ測る。 |
| ウエスト | 後ろ足の付け根あたり、胴で一番細い部分を一周。胴長犬種やフィット感重視の服で確認すると安心。 |
| 前着丈 | 首輪の位置からお腹部分までの長さ。お腹を広く覆うデザインの服で確認すると失敗が減る。 |
※被毛の多い犬種は、軽く毛を押さえた状態で測ると実寸に近い数値が取れます。
5カ所の実寸が測れたら、実際の商品サイズ表と照らし合わせてみましょう。以下はhakutakagamiドッグウェアの公式サイズ表です。S〜XLの各サイズに対応する首回り・胴回り・着丈の実寸(cm)が一覧になっているので、ご自宅で測った数値とそのまま比較できます。

※上記はhakutakagamiドッグウェアのサイズ表です。他店舗の商品をお探しの場合も、同様に「首回り・胴回り・着丈」の実寸表記を確認する習慣をつけておくと、サイズ選びの失敗を防げます。
首回り・胴回り・背丈の3つの数値が揃うと、「どれを基準に選べばいいのか」迷う方も多いはずです。まず最優先で見るべきは「胴回り(胸囲)」です。胴回りが小さすぎると服自体が入らず、大きすぎると見栄えが悪いだけでなく動きにくさにもつながります。伸縮性の少ない生地は胴回り実寸に+2cm程度、伸縮性の高い生地はぴったりめでも問題ない傾向があります。
次に確認したいのが「背丈」です。背丈ばかりを優先して選んでしまうと、胴回りがブカブカで動きにくくなったり、男の子の場合は排泄時に服が汚れてしまったりするトラブルにつながることがあります。「首回り」は最後の確認で十分なケースが多いですが、タートルネックなど首元がタイトなデザインの場合は事前にチェックしておくと安心です。
迷ったら「① 胴回り → ② 背丈 → ③ 首回り」の順に確認するのが、失敗しないサイズ選びの基本ルールです。
同じ犬・同じ店舗で服を買う場合でも、服の形状によって確認すべき測定箇所が変わります。
愛犬のサイズが測れたら、次はメーカーのサイズ表と照らし合わせます。ここで失敗しないための、3つの重要なコツをご紹介します。
サイズ表が「ヌードサイズ」の場合は、愛犬の実寸に近いものを選びます。「仕上がりサイズ」の場合は、実寸よりも少し大きいサイズを選ぶ必要があります。どちらの表記か不明な場合は、サイズガイドの注記を確認するか、店舗に問い合わせて確認すると安心です。
犬の服選びで最も重要なのが、実寸に「ゆとり(余裕)」を足すことです。被毛の厚みを計算に入れずにぴったりサイズを着せると、愛犬にとって大きなストレスになります。窮屈な服は動きを制限するだけでなく、布との摩擦で深刻な毛玉(マット)の原因にもなります。愛犬の実寸(胴回り)に対し、毛量と体格に合わせた以下の数値をプラスして服を選んでください。
| 毛量・体格 | ゆとりの目安 | 代表犬種 |
|---|---|---|
| 短毛種・シングルコート | +1〜2cm | パグ、フレンチブルドッグ、ミニチュアピンシャー等 |
| 長毛種・ダブルコート・巻き毛 | +3〜5cm | トイプードル、ポメラニアン、ロングコートチワワ等 |
| 中型犬・大型犬 | +4〜6cm以上 | 柴犬、ゴールデンレトリバー等 |
トイプードルなどのカット犬種は、トリミング前と後で胴回りのサイズが2〜3cm変わることも珍しくありません。服を買う時は「毛が一番伸びている状態」のサイズを基準に選ぶと、一年中いつでも快適に着せられます。
服の素材によって「伸縮性(伸びやすさ)」は大きく異なります。サイズ表の数値だけでなく、生地がどれくらい伸びるかも必ずチェックしましょう。
これまで解説したサイズの選び方は、基本的に成犬を想定したものです。子犬の場合は、考え方が少し異なります。
子犬は日々成長段階にあるため、ジャストサイズで服を選びすぎると、すぐにサイズアウトして着られなくなってしまいます。首輪やハーネスは安全のために常に実寸どおりのジャストサイズを選ぶ必要がありますが、服の場合は動きを妨げない範囲であれば、ワンサイズ大きめを選んでも問題ないケースが多くあります。
自宅での採寸に不安がある場合や、サイズが合うかどうか判断に迷う場合は、試着サービスがある店舗や、サイズ交換・返品に対応している店舗を選ぶと安心です。
犬の服のサイズ選びで重要なポイントをおさらいします。
この基本を守れば、ネット通販でも失敗せずに犬の服を購入できます。
正しいサイズの服は、見た目が可愛いだけでなく、愛犬がストレスなく動き回れる「快適な毎日」の土台になります。創業90年以上の老舗インナーメーカーが展開するオンラインストア「ハクタカショップ」のhakutakagami(ハクタカガミ)のドッグウェアは、サイズの誤差をカバーする伸縮性と、毎日着せたくなる心地よさを兼ね備えています。お散歩はもちろん、お部屋でのくつろぎタイムにも、愛犬がのびのび過ごせる一着をぜひ見つけてください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、サイズ選びの最終的な判断や個体ごとの体型差については、各商品ページのサイズ表記・店舗のサイズ交換ポリシーを必ずご確認ください。サイズに不安がある場合は、自己判断せず店舗へお問い合わせいただくことをおすすめします。
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